2019年から作品が自由に使えるようになるはずだった人たち 1968年に死んだ人は、死後50年間の著作権保護期間を経て、2019年1月1日からその作品が自由に使えるようになるはずだった。しかし、2018年に著作権保護期間が死後70年までに延長されたため、自由に使えるのはかなり先となった。この延長がなければ2019年から作品が自由に使えるようになるはずだった人のリストをここに提示する。
日本のことを「帝国」と呼んでいる現行法令 戦前の日本で作られた法令では、日本のことを「帝国」という文言で呼ぶことがある。こうした法令の中には、改正されないままいまだに「帝国」という文言が残っているものがある。
大学生が休講でカフェーに行くと警官に見つかって説教を食らうという話 太平洋戦争中に出された警察官向けの教材において、休講を理由としてカフェーにいた大学生が派出所に連れられて警察官から説教を食らうという設定の話がある。
民進党の代表が中国共産党中央対外連絡部の部長に会ったところで、スパイになるわけはない 民進党の代表が2017年8月に中国共産党中央対外連絡部の部長と会った件に関して、民進党の代表がスパイだと言う人がいるが、まったくの牽強附会である。
報道の読み比べ:10世紀半ばの土器に刻まれた和歌の目的 山梨県甲州市塩山で出土した10世紀半ばの土器に和歌が刻まれていた。この和歌が何のために詠まれたかという問題について、報道によって説明が異なっていた。これは、山梨県立博物館館長の発言をまとめる際に、一部しか着目しなかったことが原因であると思われる。
「サラダ記念日」の元となった経験は、サラダ作りでなく、鶏の唐揚げを作ったこと 歌人の俵万智氏が詠んだ「サラダ記念日」の短歌は、現実に起きたことをそのまま写し取ったものではない。もともと鶏の唐揚げがうまくできた体験があり、そこから「サラダ記念日」の短歌が創作された。
東京大学所蔵の『文部省往復』 東京大学が所蔵している『文部省往復』という資料には、東京大学と文部省の間でやりとりされた公文書がまとめられている。この資料の明治期の分については東京大学のウェブサイトで公開されている。
『日本書紀』に記された九州における大地震 『日本書紀』に記されている天武天皇7年12月の九州での大地震についての記述の紹介。合わせて『豊後国風土記』の関連する記述と、現代の地震学的観点からの評価を紹介する。
日本オリエント学会の設立を回顧した「『オリエント』をふりかえって」が面白い 日本オリエント学会の設立の回顧の座談会には、同学会の初代会長が三笠宮崇仁親王であったということもあり、普通の学者の思い出語りとは一風変わった面白さがある。
2016年6月5日川崎市ヘイトデモ中止事件 2016年6月5日に、川崎市中原区において在日コリアンに対するヘイトデモが行われた。しかし、このヘイトデモに対するカウンターもあり、当初の開始予定時刻から40分程度で中止となった。