『日本書紀』での記述
『日本書紀』には、天武天皇7年12月 [] に九州で大きな地震が起きたことが記されている。『日本書紀』から関連する部分を引用すると以下の通りになる。
1丈はおよそ3メートルなので、この記述が真実ならば、かなり大きな地割れが発生したことになる。
『豊後国風土記』での記述
また、『豊後国風土記』では日田郡の五馬山 [] に関する説明で、次のようにこの地震に相当する記述がある。
地震学的な話
日本政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会による「水縄断層帯の長期評価について」によれば、福岡県南部にある水縄断層帯が、この天武天皇7年の震源らしい。
脚注