中国史に関する記事
2022年

王莽の新王朝は西暦8年から始まったのか、9年から始まったのか
王莽󠄁が即位して、天下の号を新とした「初始元年十一月二十五日」は、西暦9年1月10日に当たる。ただし、初始元年はほぼ西暦8年に相当するので、新王朝が始まったのが西暦8年と言えなくもない。

王莽の新王朝は英語で何と言うか
王莽󠄁が開いた王朝の「新」のことを英語で、Xin dynasty と呼ぶこともあるし、Wang Mang interregnum と呼ぶこともある。
2021年
2018年

『日本国語大辞典 第2版』における「光緒」に関する記述の誤り
『日本国語大辞典 第2版』と『精選版 日本国語大辞典』では、清朝の元号「光緒」の語釈において、誤って徳宗(光緒帝)を清朝最後の皇帝としている。

中国の全国人民代表大会と中国人民政治協商会議での面白い提案:2012年の場合
2012年の中国の全国人民代表大会の代表や中国人民政治協商会議の委員から出た提案の紹介。
2017年

中国史における「太上皇后」の事例
中国の歴史において、太上皇帝となった人の正妻を「太上皇后」と呼ぶことがあった。そして、太上皇帝が崩御すると、「太上皇后」を「皇太后」に改める例もあった。
「上皇后」という称号は中国史の例からすると縁起が悪いと言われるかもしれない
前趙の劉聡は、自らの皇后に「上皇后」という称号を与えたことがある。しかし、「上皇后」となった女性の1人は、淫乱をとがめられた上、最後には自殺するという結末に至っている。

「3年やれば身につく」と中国古典
中国古典の世界においても儒教の経典の修得の文脈で「3年やれば身につく」に似た議論がなされることがある。
2016年

2015-16年に出た袁世凱に関する歴史書3冊
清朝末期から民国初期にかけての政治家である袁世凱について扱った書籍で、2015-16年に出版されたものを3冊紹介する。

漢字文化圏における「民進」を名乗る政党
中国大陸、台湾、香港、日本のそれぞれに「民進」と称する政党が存在する。
『ウィズダム英和辞典』における中国共産党に関する記述の誤り
『ウィズダム英和辞典』所載の共産党が1946年に中国の支配権を掌握したという旨の例文は歴史的事実に則していない。
「鄭和」という名前の人が中国人民解放軍の要職に
大船団を率いていそうな名前の人が、21世紀の中国軍の人民解放軍の要職に就いているという話。
2015年
唐代の律の規定が分かる小冊子
唐律の規定をコンパクトにまとめた『科挙対策 律令』という同人誌の紹介。
祖父が死んだという嘘でさぼると懲役(ただし律令制下では)
唐律およびそれを継承した日本の律では、祖父母などが死んだと嘘をついて休暇を求めると、徒刑という一種の懲役刑に処せられることがあった。
甲骨文字から描き出した殷王朝の歴史
甲骨文字で残された記録を同時代資料として用いて殷王朝の歴史を描き出した書籍の紹介。
岩波文庫版『続法窓夜話』における「法三章」の注の誤り
岩波文庫版の『続法窓夜話』で「法三章」に対する注は、本来は劉邦の故事を挙げるべきなのに、誤ってローマの法律書の話を挙げてしまっている。

官僚制の弊害にどう対処するか——『中国政治論集』に見る
官僚制の弊害という問題を考えるときに、宮崎市定が編んだ『中国政治論集』に載っている中国史上の官僚制に関する文章は参考になる。

中国で出された『ドラゴンボール』の「続き」のコミックス
マンガ『ドラゴンボール』の完結後、1年と経たずに中国で勝手に出された「続き」のコミックスのストーリーを紹介。原作の最後のシーンの3年後に、魔導師バビディが復活し、戦士たちが戦うという設定である。

皇帝の作り方——1985年の中国の片田舎において
1985年に中国の片田舎で、皇帝を自称した男がいた——という話を紹介する。
